豊かな響きに包まれて、幸せなひととき❤️akiconnie (トーチャイム経験 半年)
- do-keiko35
- 2023年3月15日
- 読了時間: 2分


初めてプロのハンドベルグループ、キリクのコンサートを聴きました。赤を基調としたクリスマス雰囲気のステージに、無数のと言っていいほどたくさんのハンドベルと、背丈ほどもある巨大なトーンチャイムなどが準備されていました。
以前、かなり大人数の大学サークルのハンドベルコンサートなどを聴いたことはありましたが、キリクは9人とは思えない素晴らしい演奏でした。
ほとんどの楽器や歌は、1 人でメロディーを奏でますが、ハンドベル、トーンチャイムは、1本のメロディーを、あたかも1人で奏でているかのように複数の人間でメロディーを奏でるというのが、その醍醐味だと私は思っています。
またハーモニーもしかり。ピアノなど、1人で奏でる和音を、複数のメンバーが息を合わせて、あたかも1人が奏でているかのように。
それが楽しさであり難しさなのですが、その夢を厳然と見せて、聴かせてくれたのがキリクの演奏でした。
メロディーを次の音(次の人)へ、優しく的確につないで、次の人はそれを受け取って、また次へ。その連なりで美しいメロディーが流れ、ピタリと息を合わせた多重なハーモニーがホールの空間を満たしました。あ〜幸せな“音浴”でした。
なめらかなメロディーは、ウェーヴのような腕の動きから生み出され、目にも止まらぬ腕と身体の動きで、ベルを取り上げて鳴らし→止め(止めない時もある)置いて持ち替え→鳴らし→止め→持ち替え鳴らし→置く…の連続!アイコンタクトなどはする間もないと思うので、音楽のイメージと、ほかのメンバーの身体の動きを察する能力とでもいうのででしょうか、手が交差しながらも、絡まり、ぶつかることなく、メロディーは美しく流れ、ハーモニーが豊かに響き、堪能し、ため息が出たコンサートでした。
Bravi(ブラボーの複数形)‼️
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